チェルノブイリ近くをふるさとに。猫を描くロシアのアーティスト。

なかよし、てくてく。
あたちたちをかいてくれるの?🐈

原画「波打ち際を歩く猫の親子」

ロシアの新進気鋭アーティスト、サーシャさんの作品。アクリルガッシュ。作品の多くは猫をテーマとしています。

作者のサーシャさんについては、まだ謎に包まれている部分もあり、一般には以下のように伝えれているそうです。

「チェルノブイリから遠くない村に生まれ、原発事故のため子どもの頃、両親とともに避難。しかし、両親は都会の生活になじめず、放射能の危険が残っているが住み慣れた村に戻った。サーシャは小さい頃から絵を描くことを好んでいたが、専門的な教育は受けたことはない。彼女の作品がたまたま英国の画商の目にとまり、雑誌に紹介されると次々に買い手がつき、海外から注文を受けるようになった。おかげで彼女は今では、故郷の両親の生活も支えることができて、よろこんでいる。」

ロシアと深くかかわってある方から買い取らせていただいた作品です。絵を受け取って、サーシャさんのおいたちにふれました。
たった一枚のむこうに時代がみえます。

夕暮れの浜辺を歩く猫ちゃんを描く 細い指先を思い浮かべ 平和な日々を願わずにいられません。

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