おうちギャラリーをつくったわけ*その①

 ずっとやりたいとおもい描いていることがあって、おうちギャラリーづくりへの原点を書いていきます。


14年前宇美町に引っ越してきたとき、いまのギャラリーのお部屋で手話教室をひらくつもりでした。でも、自分の心身が非常に悪く寝たり起きたりのひきこもりの生活で、そこからすすんでいけたのが4~5年ほど前で、たくさんの猫絵画があるし飾ってみてもらおう、庭つくろう、と、やると決めて一気に実行にうつしたのが2015年の暮れです。


そこからは、結婚記念日の6月1日開業を目指してまっしぐら。 以前、ほかのブログで書いたのですが、完結していなくて、ここで徒然に書いていこうと思います。 

みぃちゃんが、支配人になったのは想定外。
こんなに人がだいすきな子だったとは。


 自分でもなぜつくったか、原点にかえる。そうしないと、軸がぶれる。修正は必要、随時。

 中学生のときから夢があった。夢というより、目標であって、願い。 入退院をくりかえしていた、そこは小児科病棟。

 いつも笑っているおかあさん鼻歌をうたいながらすれ違うと、その目は涙でいっぱいだった。 誰にもみられず屋上の隅っこで、膝を抱えて泣きじゃくっているおかあさんもいる。 病気の子を案じ、余命がない子への怒りのような慟哭。 隠れてないている。

おかあさんって、こんなに泣くんだ。 そんなおかあさんたちが誰に遠慮することなく泣ける場所をつくりたい。 

お客様がこられると姿も気配も消してた
マルちゃんは、おうちのボス


きっとおかあさんだけじゃなくて心が病んでいたり、引きこもっていたり目が見えなかったり、口がきけなかったりどんな人も、みんな、おなじでひとりになれる、誰かといられる息をつける場をつくりたい。 


泣くことをがまんせんでよかやん。

無理して元気にならんでよかろうもん。 

そう祈った15歳。 


それが、一歩だった。 


 つづく・・・。 


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