つくった人がいなくなっても、生きつづけているもの。

いきいきとそこに在る。

猫の絵描き、高原鉄男さんがご逝去されたあと、あの絵はうまれてこないんだ、いたく実感させられた。それでもいま、目の前の原画からは息づかいさえ聞こえてきそうで不思議で妙な気持ちにつつまれる。これが偲ぶということかとよくわからないが。作品が先にあって、訃報がはいると、なんでここにいるじゃん、といつもいつも、混乱する。

高原鉄男さん作、原画 100号
高原さんの絵は板に描かれてある。

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