織田広喜さんとリラさん

2012年5月30日
福岡県嘉麻市出身の洋画家、織田広喜さんが亡くなられた日。
くも膜下出血で、奥さま、リラさんが倒れて亡くなられるまで、ベッドのそばに寄り添い、約15年間、絵を描き続けられ、介護を続けておられていたのは、よく知られている。
たっぷりの絵の具をのせた絵筆から、愁いとひろがるロマン。
好んで描いてらした赤い帽子、つぶらなひとみの少女。
どこかしらリラさんの面影があった。

「おつかれさまでした」には
ほんとうにたくさんの意味がある、
そんなことを思いつつ
またあたらしい月がやってくる。

関連記事一覧

PAGE TOP