8月20日にひらいた
お能のおはなし会。
メル姫ちゃんもいっしょに
なんにゃなんにゃ
定員5名様のところ、倍の12名様。
おこしいただき、ありがとうございます。
このたびも、わかりやすく、たのしく♬
能楽師さん、ありがとうございます。
気軽に交流いただき
なごやかながら熱気あふれ
部屋中、活気みちて
喜んでいただいてよかったです。
今回の
福岡 芦屋を舞台にした「砧(きぬた)」は
私の希望でした。
15歳のとき、国語の先生が
身振り手振りに授業の脱線で
話してくれたお能「砧」のストーリー。
白坂さんご夫妻に出会うまでは
お能についてはそれ以外、
全くといっていいほど、
しらなかったし関心なかったです。
いつかみたい、もっとききたい
鮮烈に記憶にやきついて
ようやく実現しました。
15のときの
思春期の心を揺さぶった
あの瞬間がなかったら
今回の「砧」のおはなし会は
なかったんだなと思ったら
なんだか、すごいです。
室町時代につくられた
世阿弥の名作とは
つい最近知りました。
帰らぬ夫を待ちわびて
さみしさと恋慕と、恨みで
いのちをおとした主人公の気持ち。
いやぁ、切なかった。
身を裂いて
ふきだす感情に
のまれていくような。
お能は静かなのですが
情念の世界の迫力に
毎度、圧倒されます。