なでなでのまほう

ぼく、マル。

きょうは、みぃちゃんとゆうごはん、たべた。

みぃちゃんがさきにごはんをたべていたから、おかぁちゃんが、ぼくのぶんもだそうとしたけれど、みぃちゃんがたべているおさらに、かおをちかづけた。

みぃちゃんは、いいよ、っていってくれた。

ぼくは、あたまをぜんぶつっこんでたべたら、みぃちゃんは、じゃあぼくはこっちからたべるねって、すみっこからたべた。たべていたら、ぼく、ちょっとまとうか、って、みぃちゃんはそばでまってもくれた。

おかぁちゃんは、たりなかったらまたあげるから、だいじょうぶ、っていった。

みぃちゃんは、やさしい。
ぼくがおにぃちゃんだけど、みぃちゃんはすごくやさしい。
びびちゃんもみぃちゃんがいちばんすきだし、おにわのねこさんともなかよしで、みぃちゃんはやさしい。

おかぁちゃんに、みぃちゃんのほんとのおうちはどこ?ってきいたら、ここ、っていった。
おかぁちゃんは、ぼくたちをみていて、とてもしあわせだって。

せかいじゅうのみんなが、みぃちゃんみたいになれば、みんなしあわせになれるねって、おかぁちゃんはなでなでした。

みんなが、なでなでをされますように。

おかぁちゃんも、おとぅちゃんからあたまをなでなでされると、あんしんするという。それをみた、おかぁちゃんのおかぁちゃんも、あんしんするという。

なでなでにはふしぎなちからがあるな、と、ぼくはおもう。 

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