宇美町・水の話① 糟屋郡でいちばん高い宇美町の水道料金。

◇宇美町・水の話 ①
宇美町の水道料金は糟屋郡でいちばん高いという話を聞いたので、調べてみた。。各町データの表示方法が違って、めんどくさかったけど。水道口径13㎜、10立方mで6町比べてみたら、やはりいちばん高い。基本料金は他の町より低い、しかし、他の町は使うほど使うほど上昇率が低くなるのに、水を使えば使うほど料金の上昇率が圧倒的に大きく、なんだこのからくりはと思ったものだ。一見すると高く見えない料金の仕組みに首をかしげた。

それで、ホームページをよくよく見てみた。水道料金の改訂ついて、の文章を読んでいてハッとした。どこから水をひいているんだ?日田、筑後川、ダム、そこから水をひくということは、町が水を買っていることになる。
福岡市内にうまれ育った私には、宇美は水資源は地下水で豊富でおいしいという思い込みがあった。全くの過去の話になっている。

なぜ、こんなことになってしまったのか、自分が使っている水がどこからきているのか知りたいと思い、町議の丸山さんに連絡をしてお話をすこしオンラインでうかがった。その中で、宇美町は県内でも稀にみる自己水源率の低さに驚いた。問題の深さにさらにくわしくお話をしてくださるようお願いをして、快諾いただいている。

いま、コロナウィルス感染防止のため、手を洗う。その水の流れを手に受けながら思う。日本人の一人あたりの水使用量は世界平均の二倍だと読んだことがある。水汲みに苦労する途上国もあれば、気候環境を背景に一日おきのシャワーの国もある。世界をみまわしてみると、自分たちの水の使い方が決して当たり前でないことに、あらためて気づく。

関連記事一覧

PAGE TOP